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中国のもっとも評判の介護事業グループが来日

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(羽田に到着)

中国でもっとも入居者ファーストに考えて堅実に介護を実行し、結果として当然の如く運営が一番成功している上海の民間介護事業グループ「紅日」が来日!

このグループは中間層を主として対象とし、上海を含む江蘇省などを中心に介護施設を運営。常に入居者とその家族のことを優先に考え、地道な努力で、いつも開業半年後の入居率は100%に達し、入居待ちは数百人に上り、また中国全体の介護従業員の離職率が30%と言われる中、わずか2%に留まり、従業員の仕事に対してのモチベーションが高いことで有名です。いつも中国国内からの見学が後を絶たず、日本からの視察も多くお世話になっています。

 

(これまでの日本の福祉関係者らが「紅日」を見学)

    これから中国全土へ急速に事業を展開していく中で、グループの董事長、総裁など管理職一行が来日、三日間の滞在。これまで多くの日本の関係者が中国の「紅日」の施設を見てきましたが、今度は、日本の介護が彼らの目にどう映るのか、とても興味がありました。     日中福祉プランニングは、滞在中の見学先、交流内容を企画し、アテンドしました。特養、デイ、有料などの施設を見学してもらったうえで、日本の関係者の皆さんと幅広く意見交換ができました。

 

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これまでの多くの中国からの視察団が日本の高級有料老人ホーム、つまりハードしか興味がなかったのと対象的に、「紅日」は介護の理念などソフトに目を向けるばかり、特に「看取り」に関しては、深く感銘を受けた様子です。その真剣さと議題の深さに鳥肌が立つ場面が幾度もありました。やっぱり「レベルが高い!」と私の心の中で叫びました。その後訪問先の日本の方々から「中国の方とこんな難しい話するのは初めて」、「貴重な時間ありがとう」など逆にお礼を言われました。

 

「紅日」の董事長陳さんは、今回の日本視察で、次のように述べました「日本の施設を見て、大変感動しました。日本で見たこと、聞いたこと、日本の同業者と議論をしたこと、すべて今後の業務に活かしていきます。入居者さまは我々の親のような存在で、家族の一員です。如何に彼らが楽しく日々を過ごすことができるのかが我々の使命です」。

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中国の介護ビジネスはまだ混沌としている中で、このような経営者とチームがあるからこそ、これから猛スピードで伸びていくに違いがありません。

見学に当たってご協力いただいた皆様にこの場をお借りして厚く御礼申し上げます。そして、見学交流の様子を取材してくださった高齢者住宅新聞社さま、ありがとうございました!

以上

 

 

 


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