「日中高齢者産業交流セミナー」開催のご案内

日本の医療・介護福祉業界でも知名度の高い、中国最大級の国際福祉機器展「AID」（旧称：「ChinaAid」は、6年ぶりに、9月２8日に東京ビッグサイトにて「日中高齢者産業交流セミナー」を開催します。

同展示会は、日本が介護保険を始めた2000年と同じ年、初回の開催となり、今年は23周年を迎え、当時の展示面積がわずか3千平米ぐらいから今では10倍の規模となりました。23年間、「AID」はまさに急速に進む高齢社会を目のあたりにしながら成長してきて、中国の介護業界では無くてはならない存在となっています。

少子高齢化が深刻な中国では、高齢者人口が年々数千万人の単位で増加し、社会問題となっています。高齢者産業が注目され、国内外の企業はこの巨大な市場を看過することができないでしょう。

何事でも猛スピードで進む中国は、高齢者市場でも同じです。例えば、福祉機器のレンタルには、昔は中古品を嫌がられていたが、近年、シェアバイクなどのシェア文化が広がっているため、こういう抵抗感が徐々に少なくなってきています。質の高い日本のレンタル商品が人気だという地元関係者の話があり、また、介護現場でのデジタルの活用など、ICTは日本より進んでいる面もあります。