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中国(上海)の認知症ケア視察報告フォーラム(4月21日)

トヨタ財団国際助成プログラムに採択された「日中認知症ケア交流プロジェクト」の関連イベントとして、

3月27日~30日の4日間

日本から4人の専門家を中心に30名を超える医療介護の多職種が中国・上海を訪問し、中国の高齢者介護・認知症ケアの現状を視察するとともに、上海市政府当局と「上海版介護保険」や今後の高齢者福祉・医療政策について意見交換や、地元大学で「日本の認知症ケア」を発信するシンポジウムを開催しました。

その報告会を、4月21日に参議院議員会館で開催させていただきました。金曜日の午後にも関わらず、沢山の参加者をお迎えすることができました。

立派で圧倒されそうな議員会館の特別会議室、まるで首脳会談でも行うかのように、着々と報告会が進みました。私が冒頭で「中国(上海)の介護事情と視察先選考理由」についてお話させていただきました。現在の中国上海市の介護全般の背景を参加者の皆様に理解していただいた上で、次にそれぞれこのプロジェクトのチーム4名の方々から、異なる視点での発表がありました。

【報告会進行】

「中国・上海の介護事情と視察施設を選び理由・概要説明」(王青)

「福祉ジャーナリストの立場から」(浅川澄一)

「在宅医療の立場から」(佐々木淳)

「看護の立場から」(小林悦子)

「経営の立場から」(小川利久)

会場からの質疑応答・ディスカッションタイム

同じ日に、同じ施設を視察したにも関わらず、見る視点や捉える課題は、専門の立場によって様々でした。有意義なディスカッションを生み出し、他職種連携&協働と異業種交流の必要性を再認識できる機会となりました。

その後、参加者の方々から「同じ日同じ施設を視察して、こんなにそれぞれの立場専門性の高い情報を得られるのが素晴らしい!」との声がいただきました。

これからさらに、中国から日本への介護情報の提供の期待は高まります。参加されていた中国の方から「日本の経験を生かして深く、長くアドバイスをしてほしい」という声も上がりました。きっとこの声に応える日本の営みは、中国の高齢社会を支える一助になり、日本の介護技術の向上にも反映していくと確信しています。

質疑応答の時間では参加者からの質問を聞いて、私は少し焦りを感じました。やはり中国の介護情報が正確に日本には伝わってないことのを思っていました。もっといろいろなツールを通して、この橋渡しを務めなければならないという使命のようなものを感じて。

 

このプロジェクトを企画・立案した私としては、この報告会を区切りとして、まずは一つの山を越えました。この場をお借りして、専門家チームの皆様、ツアーや報告会に参加された皆様、参議院議員会館の会場を提供してくださった片山さつき議員とその世話をしてくださった湯川弘子様、そして受付や、カメラなどお手伝ってくれた私の友人の皆さん、報告会の最後に締めてコメントしてくださった山崎麻耶先生、そ〜とコーヒーを差し入れてくださった方、皆様の温かい支えがあったからこそ、やり遂げることができました。本当に、本当にありがとうございました!

プロジェクトはまだ続きます。次は、7月に中国の専門家チームが来日します、皆さまとまたお会いする日まで。

 

 

 


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