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寄稿ー「中国人介護技能実習生が日本の介護現場の『救世主』にはならない理由」

ぜひ、下記リンクの記事をご一読ください。そして、写真下のコメントも漏れなく。

https://diamond.jp/articles/-/214965

 

 

私は、上記リンクの記事の筆者でして、決して「辛口」で書いたわけではないです。
日頃、中国の介護現場で実感していること、
そして、最近優秀な20代〜30代の若者が
中国の介護管理職として活躍している姿を見て、
また、そういった若者と、加えて中国と日本の介護事業関係者らとの議論をした結果、私なりの確信を持っています。

日本に介護の仕事で来るメリットが少なくなっている一つ大きな要因は、
日中の賃金の格差がだんだん縮小してきたからです。
現在中国の大都会の介護の管理職として働いている30代は、
年収約15万元〜30万元(240万円〜480万)、
現場の40代〜50代の中年女性も手取りで10万元〜15万元(160万円〜240万円)です。記事にあるように、住宅や三食がすべて無料提供されていて、給料はまるまる貯金ができます。
施設によって日常必需品も配布しています。

また、優秀な若者は介護事業会社の経営者に見込まれて、
将来の幹部候補人材として育てられ、キャリアビションが明示されます。
彼らにとっては、中国にいたほうが経営に関わるチャンスがあり、
活躍の場があるという理由にもなります。

 

↓ 現場一線のスタッフ(40代〜50代)

 

↓ 右側が若者の管理職、左側が4050の現場介護スタッフ

 

↓ 訪問介護のヘルパーさんと一緒に撮った写真

 

 


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