中国・上海で日本の介護サービス「訪問入浴」が大きな話題に
「中国・上海で日本の介護サービス「訪問入浴」が大きな話題に」
をダイヤモンドオンラインに寄稿しました。
https://diamond.jp/articles/-/264150
4,5年前に、私が日本の介護専門誌に何回も寄稿した内容で、日本式の「訪問入浴」は中国で挫折したことについて解説したことを覚えています。
当時、日本流のきめ細かな配慮や声掛けなど、中国にはなかった専門性の高いサービスとして評判となり、コンテストで賞をもらったりしていましたが、続かなかった。その理由は様々ありました。
そして、今は、中国の上海市で、「訪問入浴」がこれほど話題となり、注目されているのが、中国が変わったとしか説明が出来ないです。つまり、中国の高齢社会が当時よりさらに深刻となってきて、何よりも、行政をはじめ、人々の意識が変わったこと、経済的に余裕が出てきたということです。
「尊厳のある老後、生きる喜び、社会の在り方」など、先に高齢社会になった日本から参考になることはまだまだ多いと思います。
記事が掲載された後、見知らぬ熱心な読者の方々から、
「感動しました!自分の母親の最期に、訪問入浴を受けたことを思い出すと、涙が出ましたー」
「上海の訪問入浴チームにエールを送りたい!ぜひ続けてほしい」
などのメールをいただきました。
そして、NHK上海支局の記者からは、「上海で取材したい、関係者を紹介してほしい」との連絡等、矢継ぎ早の反応……
https://diamond.jp/articles/-/264150