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中国、61年ぶりに人口成長マイナス、少子高齢化さらに加速

よくよく思い出したら、なんと、今年初めてのHPの更新となってしまいました。
もう一年の三分の一が過ぎてしまったというのに…

どうして、このようなことになったのでしょうか。日々いろいろなことに追われているのは確かですが、最大の原因は、自分の怠けやダラダラしている性格にほかないと反省しています(汗)。

振り返ってみれば、日中間、大きな話題になったことがいくつかあります。まとめてみたいと思います。まだ遅くない(笑)。

今年に入り、まずインパクトが大きかったのが、中国の進行する人口減少の話題です。61年ぶりに人口成長がマイナスになりました。

ちなみに、先月、国連は2023年のインドの人口が世界最多の14億2860万人になるとの最新の推計を発表しました。ついに、中国は人口数世界一の座をインドに譲ることとなりました。

中国国家統計局は1月17日、2022年末時点の中国(台湾、香港、マカオを除く)の総人口が前年比85万人減り、14億1175万人になったと発表しました。減少は61年ぶり。さらに衝撃を与えたのが、新生児の減少と膨大な高齢者の数です。

2022年の新生児の数は956万人。この数がどれぐらい少ないのかというと、36年間実施した「一人っ子政策」が撤廃されました2016年の新生児の数1867万人と比べると、わずか6年間で約半分も減ったということです。想像を絶します。一方で、65歳以上は2億978万人で、14.9%となっています。正真正銘の高齢社会となりました。少子高齢化がさらに進みます。

(上図:中国国家統計局による 2022年末の65歳以上の人口比)

(上図:中国国家統計局による 2021年までの出生率の推移)

人口の減少は具体的にどういう状況なのか、そして、中国の経済や国民の生活にどのような影響を与えるのか、国はどのように対策を打ち出しているのか、メディアに寄稿した記事で解説してみました。

ぜひご参考ください。

中国人口減少の裏で深刻な若者の「結婚・出産」悲観ムード【洞察☆中国】:時事ドットコム (jiji.com)

高齢者住宅新聞 連載134回「中国61年ぶり人口減 少子高齢化加速」

 

最後に、ご報告ですが、2月15日、テレビ朝日の「ワイド・スクランブル」にて、中国の高齢社会問題について、パネルやオンラインインタビューで解説いたしました。

 


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