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中国「全国の介護施設長のシンポジウム」にオンライン講演しました

中国の高齢社会が急速に進むにつれ、介護施設や在宅介護など、高齢者サービスを向上させる動きが活発になっている中、国内の関係者らが集まり、全国規模のシンポジウムや勉強会が頻繁に行われています。

先日、「中国国際養老院院長協会」(介護施設長が会員となっている協会)が主催の「13回中国施設長シンポジウム」(開催地:北京)にお招きいただき、「日本の認知症ケアの最新動向」について、オンラインで講演しました。

シンポジウムのプログラムを見ると、中国国内のさまざまな専門家やアメリカ、日本、オーストリアなどの海外の関係者も多数登壇します。

私は事前に講演の録画をして主催者に送りました。日本のこれまでの認知症ケアの歩みと昨年の夏に政府が打ち出した共生社会の実現を推進するための「認知症基本法」、近年の介護現場での取り組みなどを紹介しました。

リアル参加ではなかったので、あまり反応も含めて実感がなかったのですが、会場に行った人たちから、次から次へSNSのWechatにて動画や写真が送られてきて、大きな反響があったそうです。

「内容が良くて、大変勉強になりました!」、「限られている時間の中で、たくさんの情報を伝えてもらって、参考になります」など、多くのコメントが寄せられました。そして、主催者からは、「素晴らしい講演でした!オンラインでも十分伝わってきましたので、参加者からの反響が非常に大きく、良かったです、ありがとうございました!」と感謝の言葉をいただきました。

私としては、こんなに反響があるとは思いもしませんでしたので、誠に嬉しい……

日ごろ、日本の認知症ケアの最前線にいらっしゃる方々との交流や素晴らしい取り組みをされている介護施設の見学ができたお陰です。皆様に感謝しなければならないと思っています。

そして、改めて、中国の皆さんは日本の認知症ケアに高い関心をもっていることを感じ取りました。

 


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