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「日中シルバー産業勉強会」(講演会)

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7月3日に、「大阪商工会議所」主催、「一般財団法人日中経済協会関西本部」共催の「日中シルバー産業勉強会」で、講師として勤めさせていただきました(https://www.osaka.cci.or.jp/…/semi…/201506/D11150703017.html)。定員は60名の予定でしたが、最終72名の申込みがありました。経済産業省、メガバンク、商社、大手電機、ジェトロなどなど。皆様が中国の福祉ビジネスに高い関心を持っていることの反映でしょう。

約1時間半の講演はあっという間に終わりました、その後、参加者と名刺交換、そして意見交換しました。とても有意義な時間を過ごすことができました。

これまでこの類の講演会は、大体理論や理念的な観点からの内容が多く、私としては、なるべく現地の介護第一線現場のホットな情報を皆様にお伝えすることに、これまでずっと拘ってきました。最新の数値や写真などを元に、わかりやすく説明することも大変重要で、今回は主催者からも「現場を中心に」とのリクエストがありました。

中国は2013年に60歳以上の高齢者が2億人を突破し、現在では2.02億人となり、人口の15.7%を占めています。介護サービスや施設運営管理などの分野では、日本と比べて、かなり遅れていて、しかも介護保険のような社会保障がないのが現状です。中国より先に高齢社会になった日本、2000年から始まった介護保険は実施以来15年経ちました。いろいろな経験や教訓を経て、中国にとって参考となることは数えきれないほどがあり、ビジネスチャンスが沢山潜んでいることは間違いないのですが、なぜか、成功例がなかなか現れてきません。原因は何でしょう?そして、どうすれば成功できるのか、そのカギは?などです。

以上を踏まえて、中国(上海)の介護現場を分析しながら、問題を解いていく、私としては勉強会参加の皆さんと情報を共有して、仕事の焦点を合わせていきたいと考えました。今後中国の介護ビジネスに事業展開したい日本企業に微力ながら役に立つことであればと思う毎日です。

その他の感想:・西日本の企業は、中国への進出の意欲が強いという印象。

・大阪商工会議所職員の皆様のお仕事能力は、一流です。

以上

 

 

 

 

 

 

 

 


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