中国初の福祉用具レンタルが上海で開始

福祉用具のレンタルサービス関連の政策である
「福祉用具レンタルサービス規程」は上海市民政局により成立され、
今年3月に正式に執行すると先日発表された。
これは中国では初めての取り組みであり、
長い間囁かされた念願の「レンタル」がやっと世に出たことで、大きな話題となった。

その「規程」の中身、そして、予想される問題点、
日本企業にとってどのような意味を持つのかなどについて、
寄稿した記事をご参考ください。

中国上海市福祉用具レンタル事業を開始（2020年1月15日掲載紙）（高齢者住宅新聞）

記事が掲載された後、上海市のテレビ局が7日間をかけて、
連続で夜のゴールデンタイムに、福祉用具レンタルについての特集番組を放送しました。
福祉用具についてのイロハ、レンタルのメリット、
そして各国のレンタル事情や取り組みなどを紹介する内容です。
いわば、レンタル啓もう活動の一貫として、認知度をあげるための番組です。

「これからの2年間、上海市はテスト期間として、レンタル事業を実施し、
まもなく専用アプリも登場させ、
市民により身近で便利なサービスを利用してもらう予定」だと、
上海市民政局長がお話されていました。