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「北京福祉視察ツアー報告会 2025」開催のご報告

9月4日,6年ぶりに再開した中国の介護視察ツアーの「報告会&懇親会」を開催いたしました。

医療法人社団悠翔会」のご協力を得て、新宿2丁目にある「悠翔会在宅クリニック新宿」の素敵な会場で、「中国北京の医療介護・認知症ケア最前線 北京視察ツアー2025 報告会」を開催しました(現地とオンライン参加のハイブリッド開催)。

和歌山や福井、三重など遠方からのツアーのメンバーや一般参加、またオンラインでの視聴、たくさんの方々に参加していただきました。そして、大いに盛り上がりました。

本報告会は、2025年6月に実施した30名超規模の北京視察ツアーを振り返り、その学びや気づきを共有する場として企画しました。報告会では、今回北京で見たこと、感じたこと、日本との比較など、さまざまな角度からツアー参加された方々にプレゼンしていただき、ディスカッションを行いました。

5名の登壇者からは施設や地域での取り組み、DXの活用、認知症や終末期ケアに関する報告がありました。共通して浮かび上がったのは「中国の急速なサービス展開」と「日本の制度的強みと課題」でした。

参加者からも「地域での介護人材不足に対して中国はどのように対応しているのか」という質問が出され、現地の取り組みや課題が共有されました。

悠翔会の佐々木淳理事長が全体を振り返り、「日中双方に共通する課題は人材不足とケアの質の確保であり、だからこそ互いに学び、補完し合うことが大切」とまとめられました。また、テクノロジーと人間中心のケアの両立、地域に根差した実践の継続、介護人材の確保と定着の工夫――この3点を今後の大きなポイントとして提示されました。

報告会は、ツアーで得た知見を日本に持ち帰り共有することで、これからの高齢社会に向けた国際的な学び合いを深める場となりました。

最後に、ツアーでゲストとして参加されたワンダーラボラトリー 代表取締役・プロデューサーの山国さんが作った動画(ツアーの回顧)が流され、クライマックスを迎えました。また、来年度の視察ツアーを2026年6月に上海で開催予定と発表させていただき、今回の報告会が次につながる期待感の高まる機会ともなりました。

とにかく、会場内の熱気と一体感がハンパない、2時間はあっという間でした。

北京での3泊4日は皆さんとできたご縁は何より大切だと改めて思いました。

ご参加いただいた皆さま、報告会の開催に当たってさまざまなご支援いただいた皆様、誠にありがとうございました。

       

報告会のアーカイブ配信が次のリンクで視聴できますので、ぜひご参考ください。

https://peer-study.com/program/307


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