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「上海医療・介護最前線視察ツアー2019」帰国公開報告会を開催しました

今年の4月8日〜11日に、当社が企画・主催した「上海医療・介護視察ツアー2019」に東京、大阪、広島、福岡、富山、福井など日本全国から約30名の地域医療、介護事業者が参加された。                    上海市民政局訪問、地元民間介護事業者との意見交換、医療機関、介護施設を見学、
上海市で開催された「日中スイス介護実践対話フォーラム」に参加し、日本の介護を発信した。

3泊4日の現地で見たこと、感じ事、気づきことを日本に発信すべきということで、
6月24日(月)に公開帰国報告会を開催した。

約50名方が報告会に参加され、8名のツアー参加者からプレゼンされた。
そのポイントは下記となる。

・日本に学ぶ姿勢を非常に感じた。
上海市政府関係者をはじめ、民間事業者らから、日本から学ぶことが多いと謙虚な姿勢が印象的だっ    た。

・日本の事情の違うことを理解できた。
施設内の部屋は多床室であることに違和感を持っていたが、介護保険の無い中での状況であり理解で     きる。入居者さんが明るく、人目を気にしない面がある。    だから同じ部屋に住むのもそれほど気       にならないかもしれない。

・制度が完備されてない代わりに縛りなく自由な発想が多い
中国には介護保険はないですが(一部の都市では独自で実験的に実施されているが)、
その代わりに、自由な発想があり、多くの国からいろいろなことを吸収して、速いスピードで取り入    れている。政府の強制的な力もその一因。日本は逆に制度に縛られることが多い、発想がしにくい面    がある。日本は細かいところばかり気にする、大事なことを見落とす傾向がある。

・急スピートで良くなっていく中国の介護
連続3年上海を視察したので、その変化を実感できている。管理→生活ケア、施設→地域。
認知症ケアを含め、着実な進化をものすごく感じた。ネーミングの変化も、痴呆症→認知症。
日本と比べて、ケアの理念と実践はまだ遅れている感じするが、あと数年で日本に追いつくだろう。

・インフォーマルサービスが印象的で先進的だ。
上海で実施している9073政策(90%は自宅、7%はコミュニティの介護サービスを利用しなが    ら在宅介護、3%は施設)、地域をベースに高齢者同士の助け合う(インフォーマルサービス)仕組    みがある。毎年4万人の前期高齢者が20万人の後期の一人暮らしの高齢者を面倒みる仕組み。

・食事について。どこの施設でも、たんぱく質の多い料理を提供している。日本より太っている高齢者が多い。日本高齢者がやせすぎ、もっとたんぱく質を取るべきと感じた。

・経管栄養が多くみられ、その前に何かさける方法がなかったのか。日本の取り組みを参考にしてほしい。

・高齢化はアジアの共通する問題、10年後日本から中国へ学びに行くかもしれない、それでもいい。
学び合い姿勢が大事。


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