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「上海・南京福祉視察ツアー2018」【帰国公開報告会】開催されました

企画・コーディネートした「上海+南京/医療/介護/人材最前線 視察ツアー」(主催:高齢者住宅新聞社  協力:悠翔会)の【帰国公開報告会】は、先般、東京の日本橋カンファレンスセンターで開催されました。満席でした。

ツアーの詳細は、下記リンクで確認できます。

http://jcwp.net/「上海+南京-医療-介護-人材再前線視察ツアー-2018」/

 

 

「ツアー報告会」の事前申込の段階からも定員オーバーのため、会場を大きいものに変更していただきました。

合計8名のツアー参加者より、それぞれ制度、介護、医療、人材など様々なテーマの発表がありました。そして、報告会出席者間の名刺交換、質疑応答。3時間はあっという間に過ぎてしまいました。発表された方々の異なる視点、角度、そして専門家でいらっしゃるため、日ごろの研究を発表内容にも盛り込まれ、単なるツアーの報告以上に、出席者にとっては収穫が大きかったに違いがないです。

出席された方々から、以下のようなメッセージを多くいただきました。

「昨日の報告会の内容は、国内の中国養老マーケット情報としては最先端の内容だと思います。素晴らしい企画です!」

「大変、興味深いご報告を伺いました。ありがとうございました。」

「視察に行かずして中国の今がキャッチできる素敵な企画ですね。」

「先日は、大変貴重は報告をお聞かせいただきありがとうございました。たくさんの方々が熱心に聞いていましたね。それだけ関心が高いということが分かりました。」

日本は中国より20年先に高齢社会となりました。中国は経済とともに介護医療も目覚ましい変化を遂げています。介護と医療の現場でIT化やAIがすでに浸透し活用されています。中国での日常生活においてはキャッシュレス化の進行が目覚ましく、日本を訪れる中国の人々が不便感じることも少なくない、ここはもうすでに日本を追い越しています。

今回ツアーの内容から見れば、一番注目されていたのが、地域医療(コミュニティにおける医療機関)の進化です。上海は日本よりかなり進んでいるのが、オンラインによる医療情報の共有です。

患者は、病院の受診予約、診察受付、支払い、処方までオンラインで完結できます。センターや病院にはコンビニに置いてあるような情報端末が配置され、スマホでの支払いもできます。処方内容や高次病院の予約情報はスマホアプリ経由で患者に届き、患者は自宅の最寄りの薬局・センターで薬を受け取ることができます。

地域の病院に5万人のホームドクターがいて、ホームドクターの契約をしておけば、中小病院(2級医療機関)や大病院(3級医療機関)に登録され、必要時優先的に大病院が受診できる仕組みがあります。都市部においてはワクチン接種記録から電子カルテまでICTによる医療保険情報の一元管理が開始されています。

もちろん、中国の介護と医療においては課題が山積し、改善の余地がまだまだ大きいです。今回は、ある施設で目のあたりにしたのが、要介護の入居者がベッドで縛られているシーンです。「落っこちて怪我してしまったら、本人はもちろん大変だし、家族に訴えられるから」との理由です。

報告会で発表されたご見解の中で、「日本は ‘高齢先進国’を自任できるのは後何年だろう?」、「日本の強みは何なのか」、考えさせられることが多々ありました。

日中のこの分野においての交流は、けっして良い、悪いのではなく、日本が先行している「介護の哲学」、「介護の文化」を他国と相互補完・相互触発していくことがとても大事だと改めて思った次第でした。


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