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「上海・浙江省介護現場視察ツアー2015」リポート③「China Aid 2015」

 

中国では最大級の国際福祉機器展「China Aid」が、4月19日~22日上海新国際博覧中心で開催されました。今年は記念すべき10回目の開催で、来場者、出展面積、出展社数がともに史上最高を記録しました。来場者数は31,208名で、出展社250社、出展面積は2万㎡となり、そのうち日本からは、トヨタ・TOTO・パラマウントベッド・松永製作所をはじめ、おむつ関係や施設専門の設計事務所など合計26社の出展社がありました。

今年の展示会の大きな特徴は3つありました。

  1. 若者の来場者が目立ちました。これまでは、政府関係・施設・メーカーなどの業界関係者が主な来場者だったのに対して、今年は一般の若者が多いとの結果で、このことはこの産業分野に関する社会的な認知普及と将来可能性を一般大衆も含めた社会が予測し始めたということになります。
  2. そして二つ目は、出展内容が、機器や設備がメインだったのが、今年は施設の企画・運営管理やサービスなど、ソフトの部分が大幅に増えました。
  3. 同時開催の10テーマのシンポジウムでも、高齢者ビジネス産業・高齢者介護施設の企画・管理運営、高齢者リハビリ介護技術などについてのシンポジウム会場は、満席の上に立ち見も出るほどの人気ぶりで、それぞれ定員1000名の会場が狭く感じられました。

 

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同時開催の「第五回中国国際高齢者産業シンポジウム」には、日本一般財団法人福祉サービス評価機構の代表、奥住文明様による 「日本の福祉サービス評価の現状と課題について」の講演をコーディネートし、エントリーできました。

聴衆は、600名を超える中国全土からの政府や民間企業の福祉関係者で、講演者は日本を含め、アメリカ、フランスなど海外及び中国国内の専門家。

開催後、アンケート調査の結果、奥住さんのお話と他の日本設計会社が評判点数で一番よっかた(やったー!)と、主催者側からの連絡。

事前に日本で講演の内容について打ち合わせし、現地では同時通訳の方に、キーとなる部分をチェックさせるなどの仕込みで、良い結果につながりました。各方面より今後、もっと長い時間の講演の依頼をいただきました。

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