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「日中養老産業交流会」と「第三回高齢者住宅改修日中交流会」が北京で開催

 

「日中養老産業交流会」と「第三回高齢者住宅改修日中交流会」が北京で開催されました。

今月11日、12日の二日間にわたり、北京で「日中養老産業交流会」、「第三回高齢者住宅改修日中交流会」が開催されました。主催者は、日本側が大阪商工会議所、中国側が中国アジア経済発展協会養老産業委員会、中国建材市場協会適労産業(高齢者住宅改修産業)分会となります。

今回は、大阪商工会議所の恒例の中国訪問プロジェクトに同行とコーディネートとして依頼されたため、メンバーに加えさせていただきました。

大阪商工会議所は西日本最大の経済団体として、2013年に日本―アジアシルバー産業連携促進プラットフォームを設立しました。以来、高い頻度でシルバー勉強会や、日中養老交流会、中国視察ツアーを行ってこられました。

今回、上述の二団体と共催で現地にて交流会を行うことになりました。

中国側の発表者は、現在中国の高齢社会の現状や課題、住宅改修とバリアフリーの巨大な市場によりビジネスの可能性が大きいことから、日中の交流と連携がとても重要だということを訴えました。

そして日本側が「転倒防止」、「日本の介護理念と現場」などのテーマで日本最新の取り組みを発信しました。2016年の日本の統計では、転倒転落による死者数が交通事故より多くなっていること、また、高齢者の転倒で寝たきりにつながる可能性が大変大きいことから、転倒防止は結果として介護予防につながることです。

私どもは、日本のリハビリと認知症ケアの最新動向を話しました。会場から大きな反応がありました。特に、日本のリハビリ型のデーサービス、地域包括ケア、認知症にやさしい社会の構築について、会場から様々な質問が出て、「講演資料をいただけますか?」と沢山の要望がありました。ここまで反応があるとは予想外でした。

              

        

          

両日とも100名以上の参加者の交流会では、少子高齢化という共通の課題を抱える日本と中国は、今後この分野での交流が一層重要となってきて、ウインウイン関係を作るということで双方が一致した結論となりました。

私にとっては、日中双方のニーズを見極め、正確にマッチングすることを一番心掛けたい任務であります。


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